ドライヤーひとつでサロンでの仕上がりを再現する方法、正しい髪の乾かし方

ヘアサロンで髪をカットしたあと、美容師がブラシなどを使ってクセを直したりカールを出したりして綺麗にブローをして仕上げてくれるところが多いと思います。

いざ、普段の生活でも自分で同じようにやろうとしてもなかなかうまくできず、あれは何だったんだろう?美容師の魔法??なんて思ったことはありませんか?

私のサロンでは、これからどこかへお出かけするというお客さんにはコテを使ってさりげないセットはするものの、そうでない場合はブラシなどは一切使用せず、ドライヤーとハンドブローだけで仕上げています。それでもクセを抑え、流れを作り、ツヤツヤでタイトな仕上がりにできます。

それは、日常でも簡単に素早くイイ感じに髪をセットしていただきたいという思いから、ドライヤーでハンドブローをしながら乾かすコツキレイにまとめるコツを教えながら仕上げています。

意外?にも、お風呂上がりや寝る前にはきちんとドライヤーで髪を乾かしている人が多いなと感心しています。・・・しかし、カウンセリングをしていると その乾かし方に無駄なことが多く、時間と電力をロスしているな・・・と残念に思います。朝の出勤前の貴重な時間を 髪のセットに多く費やしてしまっている人も多いです。

ドライヤーでの 正しい髪の乾かし方とまとめ方を知るだけで、無駄な時間は大きく減らすことができますし、サロンでの仕上がりのようにクセを抑え、ツヤツヤでタイトな髪することができるのです。

あなたも美容師の様な魔法をかけることができます。これからその魔法を教えます。とてもシンプルで簡単な方法ですので、想像力を膨らませ読んでみて下さい。

まず最初に心得ておく大事な事

髪を乾かす前に心得ておいて欲しいことは、『髪を優しく扱う』ということ。

濡れている髪は水分を吸って膨潤しています。すると、髪はゴムのように伸びやすい状態になり切れ毛やダメージにつながります。急いでいて雑に扱っても、優しく丁寧に扱っても時間の差はありません。『要領よく髪を優しく丁寧に扱う』ことが時間短縮になることを意識してください。

 

ドライヤーを使う前のとても重要なタオルドライ

ドライヤーで乾かす前に、髪の『水分をタオルにできるだけ多く吸い取らせる』タオルドライ

【方法】

①タオルを上に乗せるように被り、全体の水分と滴る毛先の水分を手を頭に押し付けるようにして吸い取る

タオルの端と端を使って全部の指の腹を使って頭を抱え込むようにして地肌に指先を入れる

(タオルが地肌に当たっていることを感覚を掴んで下さい。)

③地肌にいれた指を少し握る様にして軽く揉み込む

(タオルが水分を吸ってジワジワと滲んでくる感覚を掴んで下さい。)

②と③を地肌全体に繰り返す

④タオルの乾いている部分を使って毛先を包み込み軽く握る。

(下から上に持ち上げるように包み込むと上手にできます。)

⑤絡まった髪は根元から手ぐし(指全体)で引っかかりがなくなるまでほぐす。(毛先が絡まりすぎてお祭り状態の場合は両手で中間から裂くように毛と毛を離す)

◆根元の髪の水分を重点的に吸い取るようにしましょう。(髪は上から下へ伝っていくのでその元を断つようなイメージ)

◆タオルの乾いている部分を積極的に使いタオル全体に水分を吸い取らせましょう。

【注意】

ゆっくり丁寧にやる方が確実で実は効率がいい。引っ張らない。叩かない。擦らない。

 

これはドライヤーで乾かすことよりも重要だと思って下さい。床にこぼれた水滴をドライヤーで乾かすのと ふき取るのではどちらが楽か?ということです。

正しいドライヤーでの乾かし方

ドライヤーを使って髪を乾かすためには髪の水分がもうタオルでは吸い取れない状態でなければいけません。滴がしたたるような状態から使うのは論外。

重要なポイントは熱を効率よく使うことと、根元から乾かすことです。

【方法】

①髪が多い後頭部から先に乾かす。髪を持ちあげて熱が地肌で感じられるように根元の部分に風をあてる。

(ドライヤーは小さく振り、風が頭髪から外れないようにして熱のロスを抑える)

②後頭部の根元が乾いたら左右のサイドを同じように乾かす。(前髪は無視してOK)

◆後頭部を乾かしている間、少し外れた風と熱でサイドがある程度乾き、サイドを乾かしている間に後頭部の中間、毛先は余熱である程度乾きます。熱効率のよい方法です。

◆髪全体の根元(水分の元)が乾けば自然乾燥でもすぐに毛先まで乾くので時間がある場合は一旦やめて自然乾燥でもOK。

③根元と毛先の中間に風をあて、毛先まで乾かす。(毛先には風をあてない)

④前髪が余熱で乾いていない場合は乾かす。

【注意】

オーバードライに注意。一箇所だけ完全に乾かしてしまうと他の部分を乾かしている間さらに熱が加わることになり、乾燥しすぎてパサつきの原因に。全体を根元からまんべんなく乾かしていきましょう。

頭上から下へドライヤーをあて表面だけを乾かさないように。髪を手ぐしで持ち上げ、下から上に風を送るようにしましょう。

 

 

サロンでの仕上がりのような手触りのいい質感にする方法

正しい髪の乾かし方ができていればもう8割方完成です。根元を持ち上げ乾かすことで根元に立ち上がりがつき、クセ、うねりの矯正、まとまり感、ボリュームダウン(サイド)、ボリュームアップ(トップ)に繋がっているのです。

 

根元に立ち上がりがつくと、毛先は反動で内側へ向かいます。

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逆に毛先を抑えようとして根元を潰してしまうと毛先は外側へ反れてしまうのです。これが毛先のまとまらない原因。

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ハンドブローは、指や手のひらで髪を撫でるので開いたキューティクルを閉じる役目を果たし、ツヤツヤの髪にしてくれます。

それでは、ハンドブローでヘアスタイルをデザイン、セットする方法です。上記の図のように反動を利用します。

いくら後ろに流したいからと言って無理やり後ろへ引っ張ると毛先がまとまらずに形が崩れてしまいます。自然な形で流したい方向に流すには、

『流したい方向とは逆の方向に根元~中間をたるませて熱をあて冷ます』ことです。熱が重要ですので風量は弱くしてもかまいません。

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前髪、トップ、サイド、どんなところにも応用できます。

最後に冷風をあてるとしっとり感が出ます。

コツは流したい方向へ地肌に沿いながらサクッと指全体を入れて髪をキャッチして戻し、手のひら全体で押さえて熱を入れる感じです。

手で弛ませたり押さえるのが難しい場合は目の粗いスケルトンブラシでやってみて下さい。

スタイリング剤のつけ方

最後にスタイリング剤の基本的なつけ方はワックス、ムース、洗い流さないトリートメントなど全体に言えることですが、①手のひらに満遍なく広げる

②毛先全体→中間までつける

③残りを前髪の毛先につける

④さらに手のひらに残ったものをトップ表面につける

と言った感じです。一番多くつけたいところ→少しだけつけたいところの順です。

タオルドライからスタイリングまで、要点はとてもシンプルなのでコツを掴んだら簡単です。ゆっくり丁寧に髪を扱う方が確実で効果的でスピーディです。忙しい時でも雑に扱わないようにしましょう。

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