【五分刈り】みすぼらしいセルフ坊主と、スタイリッシュに見えるヘアサロンでのボーズの違い

最近、坊主頭の男性をよく見かけるようになりました。

丸坊主のちょうどいい長さは、いわゆる五分刈りくらいなのではないでしょうか。

五分というのは、9mmのことをいいます。ちなみに、三分=6mm、二分=4mm、一分=2mmといった感じです。

五分刈り、つまり9mmの長さは約1cmなので、お坊さんの様な坊主刈りとはまたイメージが違うかもしれません。

 

そんな、他人の丸刈り頭を見つめながら職業病のようにこう思うのです。

「この人は自分で丸刈りにしているんだろうな」

「この人は丸刈りなのにわざわざ床屋さんでやってもらってきたんだな~」

この様な違いは一瞬で判断できます。素人目でもテクニカルな説明を聞いた後であればすぐに分かるようになります。

 

はっきり言って自分でバリカンでやった五分刈りはみすぼらしく、反省のために頭を丸めたようにしか見えません。

 

同じ五分刈りでも、セルフ丸刈りと、サロンでしてもらう”ボーズ”では見た目の印象がまるっきり違います。

 

セルフ丸刈りであれば、9mmのアタッチメントをバリカンに装着して縦横無尽に刈るだけです。

しかし、ヘアサロンでの丸刈りは違います(ここではハサミだけで作るおしゃれボーズは除外)。

同じ五分刈りをオーダーされても9mm以外の長さのバリカンも使用しているのです。

技術者によってテクニックは様々ですが、ただの丸坊主のどこにこだわるのかは一緒です。

それは、「シルエット」と「グラデーション」

人間の頭は、風船で膨らましたような凹凸のないな滑らかな球体ではありません。

左右の形も違うし、表面も頭蓋骨の影響から出っ張りや凹みもあります。

 

そんな歪(いびつ)な頭の形を、整ったシルエットに近づけるためのテクニックをご紹介します。

上の方は、五分(9mm)刈りであっても まずは12mmを入れます。これは凹んでいる頭の部分の長さを補うため。

そして、出っ張っている部分を中心に9mmを入れていきます。

中間部分を6mmで上へ抜きながら9mmを入れた部分へ繋げていきます。

そして下から4、3、2、1mmとバリカンの長さを調整しながら繋げていきます。

ほんの数ミリの違いでもシルエットがよく見えるようになります。

 

シルエットがよく見えていても、全体を見ると不自然な陰影ができていて濃く見えたり地肌が見えて白く見えたりと奇麗なグラデーションに見えないため、上部の9~12mmを入れた部分にはセニング(梳き鋏)を入れて薄くしたり、3mmを入れたところに対して周りより濃く見える場合はピンポイントで2mmや1mmでぼかします。

 

そして9~12mm部分の毛先全体にセニングを入れて自然に生えているようにします。これは伸びてきても不揃い感がでて自然に見えます。

 

こうして、シルエットとグラデーションのきれいな坊主頭が完成するのです。

 

このようなこだわりを持ってスタイリストは坊主刈りを作っています。これを知っただけでも素人目でもセルフ坊主なのかサロンボーズなのか、判断できることでしょう。

 

セルフ坊主をやるにしても、上から下へ9/6/3mmのバリカンでなんとなくぼかしていけばこじゃれた坊主頭にすることができるかもしれません。

 

サロンへ行く時間がない人は、ぜひ参考にやってみてください。

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